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For International Buyers:
Authentic vintage, sourced in Japan. All photos are true to condition.
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一幅の中の書体変奏 — 王逸、篆書と行書で紡ぐ唐詩の深遠
本作は、現代書家・王逸による、一幅の掛軸の中で二大書体の美を対比的に表現した、極めて意欲的で学術的価値の高い書法作品です。
その最大の特徴は、同じ「泉声咽危石 日色冷青松」という王維の名句を、右に篆書、左に行書(または楷書)という全く異なる二つの書体で表記している点にあります。
右の篆書は、古代金石文の重厚な気韻を完璧に再現。線は「鉄線」と呼ばれる均一で硬質な緊張感を持ち、文字一つ一つが荘厳な儀礼の象形のように、詩句の根源的な「古意」と「静寂」を空間に刻み付けます。
これに対し、左の行書は、一転して流麗な筆致による呼吸が感じられます。墨の潤渇、筆鋒の速度と緩急が明らかで、「冷たさ」や「咽び」といった詩の情感を、ダイナミックな線の動きとして視覚化。ここに、書家の現代的で抒情性豊かな解釈が表れています。
この 「篆書の静」と「行書の動」の鮮やかな対比こそが、本作品の真髄。一幅を観るだけで、中国書法の三千年来の流れと、一つの詩句が持つ多層的な世界を同時に体感することができます。
作品の末尾には、作家の鮮明な方形の姓名印(朱文または白文)が押されており、落ち着いた日本表装が、この大胆な作品を引き締め、空間に深遠な学芸的雰囲気をもたらします。書道愛好家、東洋美術研究者、またはただならぬ芸術的感性をお持ちの方への、最高の贈り物となる一品です。
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仕様
· 内容:王維詩「泉声咽危石 日色冷青松」
· 書体:篆書 及び 行書(楷書)の双体
· 作家:王逸 (署名・印あり)
· 表装:日本式表装(軸付き)
· 寸法:画心 約33cm(幅)× 66cm(高さ)
· 表装:日本式表装(軸付き) 仕上り 約43cm(幅)× 138cm(高さ)